どうしてりんごを塩水につけると変色しにくいの?
りんごに含ふくまれる「ポリフェノール」と「ポリフェノール酸化酵素」という2つの成分が、空気中の酸素と触れることで別の物質に変わり色が変わってしまいます。
*ポリフェノールは、植物の色素や苦みを作っている成分の総称です。
りんごが変色しないためには、むいたリンゴの表面が酸素にふれないようにすればいいです。
変色しない方法としてよく聞くのが「リンゴを塩水につける」という方法ですね。
塩水につけると、リンゴの表面に塩水の膜ができます。そうすると、リンゴの中にふくまれている酵素が、空気中の酸素と結びつきにくくなります。そのため、色も変わりにくくなります。
りんご1個に200㏄ほどの水が目安となります。
また、りんごに浸ける塩水の濃度は0.5%ほどがちょうど良いといわれています。
変色を防げて、味もちょうど良くなります。
200㏄の水に塩を約1g入れるのがおすすめです。
時間は1分ほどで十分とされています。
それ以上長くつけると、りんごの中の栄養成分が塩水の中に流れ出てしまい、水っぽくなってしまいます。
りんごには嬉しい効果効能がたくさん含まれています。
コレストロール低減作用、疲労回復効果、美肌・美白効果、口臭対策、風邪回復のサポート(りんごは全体の80%以上が水分で、糖分も含まれているので、発熱などで汗をかいたときに食べるものとしておすすめです)
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